2022/06/15
腰痛が起こる場合、ほとんどの人が骨盤や腰椎に歪みが存在する。
骨盤には中央に仙骨があり両側に腸骨(完骨)があり両脚が
股関節に入っている。後面から見ると仙骨は垂直、両腸骨の高さは
水平、股関節の位置も水平になっている。これはレントゲン撮影
する時立って撮るのが正式で寝て取ると歪みが正確に撮れない。
整形外科では寝て取る場合が多く、米国のカイロプラクティックでは
立位で撮ることになる。立位で撮影しレントゲン上に線引きをして
ミリ単位で計測するからより正確に歪みを把握できることになる。
側面像では頸椎は前弯、胸椎は後弯、腰椎は後弯、仙骨は後弯と
適度な湾曲があるが故に身体の重みをバランスよく最小限の力で
支えている。このバランスが崩れた時に筋肉に余分な負担が
掛かり痛みとなって現れる。